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DP10に更新してそろそろ半年

更新日:2020年11月28日

DP=デジタルパフォーマー。音楽を作るための代表的なアプリケーションです。

他に「プロツールス」、音楽家の使用頻度が最も多いであろう「キューベース」などが有名。とにかく、様々なアプリケーションがリリースされておりますが、パフォーマーほどの歴史を持つものは見当たらないと思います。 僕はパフォーマーがまだシーケンス機能だけのデジタルと頭に付かない頃から使っておりますが、おそらく根っこの部分は変わってないように感じます。 数値で細かくエディットするイベントリストなどの用意はその分かりやすい部分です。 大分前にキューベースを数ヶ月使用したことがありますが、流石に使用者が多いアプリケーションだけに使いやすく、特にオーディオトラックの扱いはパフォーマーより柔軟な設計で人気の一端を感じることが出来ました。 ただMIDIデータで作曲する自分には使い難かった。おそらく1年、2年と使い続ければ慣れたはずですが、新しいソフトを覚えていく暇はなく、あっさり諦めました。未だMIDIに拘るのが年寄りの証拠。自分でも古臭い自分としっかり認識しておりますが、何しろ作曲が根幹にある自分としては永遠に方法を変えないでしょう。このDPですが、ver.7をえらく長く使いました。機能的に何一つ不足なく快適に使えたし、バージョンアップの必要性を全く感じなかったのですが、Macminiの方が先に駄目になってしまって、今年久しぶりに新しいのを買いましたが、当然DPもバージョンアップするということに。メーカのMOTUのバージョンアップは料金が高いので、閉口するのですが仕方ないと迷わずDP10としました。そこから半年くらいでしょうか、そろそろ経過します。その半年間の中で一大事と言えばHDがクラッシュしたことです。HDがやられる時は異音が出るなどの前兆があるのですが、僕のHDも確かにありました!なので大切なデータは逃がしておくなどの対策をしておくべきだったのに横着してしまい本当に大変な目に遭ったと。このHDにはここ10年程度やってきた4ユニットくらいのバンドに関係したデータ、大切な写真データ、ID・PW一覧など、うっかりでは済まされないデータを入れておきました。

データを取り戻してくれる業者をあたりましたが、信じられないほど作業費が高額で即諦めて、会社の同僚のNに相談したところ無料でも使える復元ソフトがあるから、試してみたら、、とメーカー数社のメモを渡されました。このうち2点のアプリによって、写真データとID、住所録は全て救出し、バンドのデータもオーディオデータは駄目でしたがシーケンスデータの大切なところは全て正常な状態で復元して、すっかり虚脱状態に。その後新しいHDを用意しましたが、あろうことかこれが使って3ヶ月でトラブルとなり、何とか立ち上がった隙にデータをデスクトップに移しました。そしてふと眼の前に置いてあったUSBメモリ!!おおっこれだとばかりに、コピーして一件落着と。考えてみれば(考えなくても)今時のUSBメモリなら64GBもあるわけです。しかもHDみたいに内部で円盤がクルクルと回転しているわけでもない。ずっと安全かつ長持ちというわけで、HDは今後使わないことに。自分のデータ程度であれば十分、しかも高額になるけれど500GBもあるUSBメモリーもあるので、容量を扱う方はこちらを考えても良いかも知れません。さてDP10はかなり慣れましたが、まだまだDP7のような快適さはないです。トラックの任意部分をクリックすると以前ならそのトラックに紐づくMIDI/CHとイベントリストに移行したのに、今はシーケンスウィンドウが開いてしまいます。僕は殆どをトラックウィンドウとイベントリスト、そして譜面ウィンドウだけで作業するので、これは困る!オプションを押しながら該当箇所をクリックすると飛んでくれることを発見しましたが、これでも鬱陶しい。環境設定を見ても改善出来ないので、ここは時間のある時に押さえておきたいところです。こういう細かいけれど作曲作業、そして時間に影響するところは徹底的にスキルを上げた方が良さそうです。バージョンを上げたのに以前より作業効率が落ちるというのは、どこか物悲しい、、笑。


こうしてアプリ自体を弄ることは実は性分なのかとても好きなのです。マニュアル嫌いだから自分で発見するしかないのだけれど。パーフォーマー使いの方がおられましたらお友達になりましょう。よろしくお願いします♫

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