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寒い日・KTGは朝練です。

9時リハーサル開始は流石に早いですね。数回行った記憶がありますが、久しぶりにやってみると何だか3時間ずっとボーっとしていた感じ。 男三人はずっとボンヤリ状態。筒井さんだけが何かハイになっており、そのギャップがおそらくは誰かが見ていたら大変面白かったに違いない。 でも、演奏予定作品は全てたたき台にのせて、ダメ出しと反復練習で終了しました。 今回の内容はいつもより充実しており、演奏時間も若干長いかと思います。 共演ユニットも多彩で、これが木曜日なのが少し惜しいところです。若干遅めにスタートするのでお仕事帰りに是非四谷に寄っていただきたいです。個人的に気に入っている仕上がりは「屋上にて」でこれはKTGではスタンダード的な立ち位置ですが、以前と比較すると演奏に振幅が出て、昨今の私の標榜とする北欧系のニュージャズに最も近い内容になっております。他の作品もこのような粘りが欲しいという気がする。それにしてもこのライブはKTGのレコ発ライブというわけです。ジャケがどのような色合いで出力されたかが、少々不安。本当はテスト出力、色校正ってのが正しいのだろうけれど、これはもう気合と運!と、笑 収録に「Signs」を入れたのは良かったと思う。タイミングを逸するとこれはKTGでも最も面倒な作品なので、永遠にお蔵入りになった可能性大。 他メンバーはリハーサルの続きがあるので、一人ポツンとお昼頃に帰宅しました。本業が繁忙期なので、疲労困憊でしばらく愛用のCP-4を前にして半分夢を見ておりましたが、ようやく先ほどから練習を始めました。やるべき点はクリアになっているので今回はかなり楽な方です。またグランドピアノを弾くので、シンセは無しと。もしかするとシンセはしばらく使わないかもしれない。 使うとしたらそろそろ標準鍵盤のシンセを用意しないとダメですね。もしくはコンピュータ(ソフトシンセ)を持ち込むかです。 それにしてもバンドというのは、何か柔らかで温かな繭のようです。ここで練習していると世の中の殺伐とした様々なことを一瞬ですが忘れます。KTGはその昔自分にとっては大変コントロールの難しいバンドでした。不思議なことに今はそれが全くない。それは自分がこのバンドを率いるという感覚を捨てたことにあります。ですのでコントロールしようなどという傲慢な気持ちも全くない。ただただ音楽本位であるだけです。リハーサルを温かく感じするのは自分にこそ理由がある。そう思います。

キナ臭いこと、愚かしいこと、胸が痛むようなことが多過ぎる世の中。個人的に音に政治思想を含めることには今の所反対ですが、それでもアーティストは社会に対する問題意識を持つべきと思うものです。先日御歳93歳のジャズピアニスト秋吉敏子さんは「社会に関心を持つこと」に触れておられた。全くその通りだと思います。音楽家も社会の端くれな訳ですから。

 
 
 

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