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タカ「シンゴジラ」を観る

更新日:2023年6月11日

滅多にやらない!つまり私は、ビデオを借りて来たわけです。

シンゴジラ

遅ればせながら昨日夕方観ました。

結論は、うーん、、、ですね。微妙!

ネットでコメントを確認しますと殆どが高評価ですね。少しビックリしました。

少数派「残念」と思った方は大体同じ事を言っている。そういう私もです、、。


さて、、 まず、主人公ゴジラは頑張っておりました。

最初に津波と共に遡上してくる形態の異なるブニョブニョした気持ちの悪い幼体も悪くないし、ゴジラが形成されて行く時の、口がガーッと開く時の真っ赤な繊維質が気持ち悪くてなかなか良い、笑

また、これでもかと東京をぶち壊し、焼き払い、政治家どもをコケにするかのように暴れまわるのも何だかスカッとする!このキャラには迷わず合格をやろう、、。

しかし、俳優陣が、何だか物言いがはっきりせず、演技が軽く表層的な感じを受ける。どうして言葉がドンと心に来ないのだろう?

声に輪郭がなく、前方ではなく後ろ側にベクトルが行っているような喋り方。台本が、あれもコレもと詰め込み過ぎたのか。実際緊急事態だから、早口になるのは心理的に理解するとして、、笑。科学的な固有名詞が色々飛び交うが、何だか虚しくリアリティに欠ける。「重い暗さ」が足りていないと感じるのは私が昭和世代だからなのか。ゴジラのルーツは昭和にあるわけだ。あの高度経済成長期の独特な熱とノイズがゴジラ映画のどこかにイメージとして欲しかった。3.11大災害をオーバーラップさせるのは方向が違うと思う。不自然!

また、誰かがコメントしていた「日本人の最後は結束して立ち向かうというコンセプトが描かれていた」は確かそうなのだが、申し訳ないけれど私にはそういうセンスはゴジラみたいなキャラに対しては気持ち悪い。ゴジラってそんな浪花節が通用するような代物じゃないでしょ。

次に引っかかったシーン。

矢口蘭堂(内閣官房副長官)/長谷川博己とカヨコ・アン・パタースン(米国大統領特使)/石原さとみの会話が不自然。英語になったり日本語になったり、違和感大。こんなところでカッコを付けないで、わかりやすくどちらかにまとめた方が良いというのが個人的感想。何だか、ギタリストがG7で演奏しているところに他のメンバーが間違えてGM7を弾いたくらいに不協して居心地が悪い。という事で、主人公・ゴジラだけ頑張りました。

石原さとみってどんな俳優(俳優、タレントどちらなの?)なのか容姿含めてキャラ確認出来たのは良かった。家族が「お前は俳優・タレント誰も知らん!よく知っているのはNHKの女子アナだけ!」と呆れているので。

因みに一番推しは鎌倉千秋アナです。

最近見ないと思っていたら休職中らしいです。残念!

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